出町に変わったかき氷屋ができたというので行ってみました

かき氷には目がないワタクシ林が、新しくできたというかき氷屋さんに行ってきました。

林利栄子

京都府出身。Deまち名ばかり管理人。

2013年よりオフィスを出町にあるイベント・ワークスペース「Deまち」に置くNPO法人いのちの里京都村の事務局長を務める。同年に狩猟免許を取得し、狩猟期には週に一度のペースで狩りをしている。2016年より有害駆除隊に入隊予定。

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こんにちは! 生まれも育ちも嵐山、林利栄子です。本日は出町に新しく移動販売のかき氷屋さんができたと聞きました。Deまちというイベント・ワークスペースの前でたまーに販売されるそうな。

というわけで発見しました! あれですね!

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この方がかき氷屋さんを運営している竹村知紘さん。

竹村さんは京都産業大学に在籍中ですが、何年も休学中で「京都産業大学の産業廃棄物」と呼ばれているらしいです。いろいろあって入ったNPOを辞めて、かき氷屋を始めたというイマドキの若者です。

林顔 「このお店……机にかき氷機を置いただけですよね。」

竹顔 「まあ、お店というよりは移動式の屋台みたいなもんですね。ここは、色々な人がアイデアや力を持ち寄ってかき氷をつくる『竹村のかき氷研究所。』という名前の研究所なんです!! 日々美味しいかき氷について研究しているんですよ。今日は研究の成果を見せつけてやりますよ!」

食べてみる

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竹顔 「まあ一つ食べてみてください。」

林顔 「なんだか心配だけど、せっかくなので食べてみるか。美味しそうなシロップが色々あって悩みますね。」

竹顔 「いまあるのは『甘夏×カルダモン』、『プラム×レモン』、『黒糖しょうが』、『レモンハニー』の4種類ですね。」

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林顔 「いっただっきま~~~っす!!」

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林顔 「はむはむ! これは……! とんでもないものを想像していたけど、ちゃんと美味しい! 私好みのザラザラ系の氷で食べごたえ十分! 味がまろやか!」

シロップも…

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林顔  「ほふうっっっ!!! うっまああぁーーーーー!!!!」

プラムとレモンの甘酸っぱさが効いてどんどんいけてしまう…。今日だけで全シロップ制覇してしまうかもしれん…。

林顔 「なめてました。美味しいです、すみません。」

竹顔 「でしょう。炎天下の中、汗だくでかき氷を頬張ることほど幸せなことはありませんよ。」

林顔 「ところで竹村さん、このかき氷にはどんな特徴があるんですか?」

竹顔 「これはですね、カフェの店長・まちづくりをしている人・大学生など個性豊かなメンバー(研究員)たちがお互いの技術や知恵を持ち寄って日本一のかき氷を作ろうということで始まった企画『竹村のかき氷研究所。』から生まれたかき氷です。氷は京都で100年以上続く老舗である森田氷室店の良質な氷を、シロップは研究員たちが研究に研究を重ねて開発した酵素シロップや季節のフルーツを使ったこだわりシロップを使っています。今ある4種類は、縁日で売っているかき氷とは一味違ったリッチなかき氷を実験的に提供しています。できれば毎日商店街でフルーツや野菜を仕入れて新しいシロップを開発していきたいと思っています。今はDeまちを拠点にやろうと考えていますが、ゆくゆくは三条会商店街や新大宮商店街などにも移動販売してみたいと思っています。」

林顔 (こいつ話し長いなあ…)

竹顔 「シロップの紹介は、シロップ隊の藤野真司さんから説明していただきます。」

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林顔 「突然出てきた。」

藤野顔 「酵素シロップとは、簡単に言うとフルーツと砂糖だけで発酵させてつくるシロップのことです。フルーツや種の中に入っている酵素を引き出してつくるのですが、清潔にした素手で毎日かき混ぜ、その人の持っている常在菌で発酵させます。スパイスや玄米、野菜などを入れると発酵が促進されます。最後に、濾してシロップの状態にして完成です。私が店長をしている『Cafe&gallery etw 』(http://etwcafegallery.com/ )では、フルーツを使った酵素シロップをつくっていて、ソーダで割ってソフトドリンクやカクテルベースで出したりと、お客さんに好みを聞きながらお出ししています。今回はそのシロップを氷に乗っけても美味しいんじゃないかと思って提供しました。酵素シロップは飲み続けることで代謝をあげたり免疫を高めたりするので、健康にも良いと言われています。自分の家でも簡単につくれるし、自分の常在菌で育てたものが一番美味しくて体に良いんですよ。現在etwから提供しているのは『甘夏とカルダモン』『プラムとレモン』。これからも色々な種類が増えていきますので、ご期待ください。」

林顔 「イケメンだと話しが長くても聞いてしまう。」

竹顔 「そして新作シロップについて、同じくシロップ隊の水島緑さんから紹介してもらいます。」

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林顔 「また突然出てきた。」

水島顔 「新作は『キャラメルオレンジ』と『レモンハニーラベンダー』です。オレンジは個人的にキャラメルが食べたくてつくりました(笑)。キャラメルをアイスにかけて食べるのが好きなんです。レモンは大人な味に少し甘みをプラスして、子どもでも食べられるシロップになりました。友達が尾道に住んでいるので無農薬のレモンを大量に仕入れることができたのと、自宅の庭のハーブを使いたいなと思ってラベンダーを摘んで実現しました。庭に植えているラズベリーとブルーベリーの収穫を終えたので、それを使ってミックスベリーの新作シロップをつくろうと考えています。完成したらまた試作を持ってくるので、よろしくお願いします!」

林顔 「可愛すぎて、シロップを飲み干してしまう。」

 

一般のお客さんも買っていく

 

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観察していると、しっかり売れていくかき氷研究所。出町界隈の人は異物を受け入れる度量を持っているようだ。

林顔 「そもそも、なんでかき氷屋を始めようと思ったんですか?」

竹顔 「まず焼き芋をしたかったんですよ。でもよく考えたら、明らかにこれから暑くなってくる時期じゃないですか。焼き芋は売れないので、それに変わる何かを考えたら移動販売として共通点のあるかき氷だったんですね。あと、ビジネスの勉強がしたかったので、なけなしの自分の貯金でもスタートできる形でやっていきたいと考えました。自分の得意な「人と接すること」ができる仕事だからやってみたら面白いんじゃないかと思ったんです。

林顔 「かき氷は好きなんですか?」

竹顔 「大好きです! 甘いモノが好きすぎて、大学時代に料理サークルをつくったくらいです。このサークルは今も続いているのですが、当時は部員が100人を超えていて自慢じゃないですが職員さんの間でも伝説になっていました。」

林顔 「竹村のかき氷研究所。の特徴はやっぱりオリジナルのシロップですよね」

竹顔 「もともとは業務用のシロップで売ろうと思っていたんですが、調べていくと健康に悪いということがわかりました。EUでは2010年から『注意欠陥多動性障害に影響するかもしれない』という警告表示が義務付けられたほどです。そこで、偶然一緒にやろうと意気投合した方がいて、その方とせっかくだから面白い人たちと一緒に安全で安心なシロップをつくろうと。自分だけではできなかったことが、たくさんの方々の協力で出来るようになってきて今の形に落ち着きました。」

竹村さんの野望について

竹顔 「秋からはようやく焼き芋屋をはじめようと思っています。」

林顔 「そうなんですね。日本一になるまでかき氷を続けるのかと思いました。」

竹顔 「オールシーズン旬のものを活用したいんです。やっぱり秋は焼き芋ですよ! 焼き芋!」

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鼻息荒く焼き芋への愛を語る竹村さん。お盆には鹿児島までさつまいもの買い付けに行くらしい。本気ぶりがうかがえる。

林顔 「とりあえず今はかき氷づくりに集中してください。かなりこぼしてますよ。」

竹顔 「このかき氷機、けっこう操作が難しいんですよ。」

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というわけで、竹村のかき氷研究所、調査してみました。ご興味のある方は食べに来られてはいかがだろうか。「天気が悪ければ営業しない」とのことなのでお気をつけください。

現在シロップは4種類ですが、毎日開発を続けているということなので、あなたが来る日には新しい味が生まれていることでしょう。楽しみですね! また、なるべくたくさんの方に知ってもらいたいということで、イベントへの出店依頼も募集中だそうです。あなたの町に竹村のかき氷研究所。が行く日も近い!

 

営業場所:Deまち

住所:京都市上京区一真町67

営業時間は不定休ですので、下記のFacebookページまたは下記の電話番号にご確認ください。

▼竹村のかき氷研究所。Facebookページ

http://u999u.info/mZKg

▼竹村さんのblog「竹村知鉱のあしたはどっちだ」

http://ameblo.jp/kakura0952/

▼竹村さんの連絡先

090-3707-3882

 

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西馬 晋也

西馬 晋也ライター

投稿者プロフィール

1986年生まれ。京都府出身。2009年、京都精華大学芸術学部卒業。
東京で紙加工専門のデザイナーとして勤務したのち、福井県に移住、その後京都府にUターン。株式会社応用芸術研究所に勤務し、京都府と福井県の複数地域にて、大学生・地域住民・行政と協働して行なう地域づくり事業や、地場産業の市場調査等に携わっている。各地に移動を伴うライフスタイルからの視点で、ものごとを編集していくことを目指します。
そのへんのタイ人よりはタイ古式マッサージが上手いです。

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